買い物公園の物件探しで感じたこと
春のカフェオープンに向けて、昨年秋から物件探しをしていました。
実は、先日決めた物件(買い物公園)のあたりと
ふらり~とが候補にあがっていたのですが、ふらり~とは人気で
なかなか物件が空かない様子。
駅前はイオンがあるしなぁ~とか
他、お声掛けしていただいたのもあったのですが、
椛と行ったり来たりすることもありそうなので、その動線を考えて
物件を決めたのでした。
「イオンができるとシャッター街になる」 と言われていますが
旭川も例にもれず、買い物公園のシャッターがあちこち閉まりました。
買い物公園から買い物できない公園へ(汗)。
だけど、これはイオンが出てきたからだけじゃないと、私は思っています。
今回、物件探しをして思ったことは
買い物公園の貸店舗物件が、とっても高いこと。
ちょっとしたところでは、25~40万円の家賃が普通です。
中には90万、100万というところも。
というよりも、商店街の家賃というのは、本来このくらいだとは思うし
オーナーさんたちの事情もあると思うのですが
今の、旭川の人口減や買い物公園を歩く方々の数を考えると
消費とのバランスがとれずに、高いということになっちゃうんだと思います。
札幌や東京のように、たくさん人が流れているところであれば
このくらいの家賃は、どうってことないのでしょうけれど
人が歩いていない場所でのこの金額が、べらぼうに高く感じてしまうのです。
たとえば、カフェでいうと コーヒー1杯500円として
仕入れや人件費を除いたとして
30万円の家賃を捻出するには、600杯のコーヒーを売らないとならないわけで
そこに光熱費だ、広告宣伝費だ、人件費だ・・・となると
気の遠くなるような数を売らないとやっていけないわけです。
さらに、食材となってくると原価率が上がります。
お店が1年ごと入れ替わる理由がなんとなくわかりました。
どう考えても儲かるどころか、赤字を出しやすいんですね。
チェーン店などを持っているような
資金体力のある企業や人気店じゃないと、なかなか存続が難しいのかもしれません。
こう書きながらも
わたし大丈夫なんだろか?やっぱりやめようかな?と引き返したくなりますが(笑)。
それでも、今回、良心的な大家さんに恵まれて、なんとか頑張ってみよう!という
前向きな気持ちでいます^^
「みんなが参加できる楽しいことを作りたい」
あさひかわ、人が減って だんだんつまらない街になってきてるんだもの。
危機感ビシビシ感じてまっす。
人口が減ったら、減ったなりに 残っている人たちで
楽しいことを考えよう。
そして、ひとりでもこの地に訪れる人が増えるようなものを考えよう。
と、賛同してくれる方いたら嬉しいでっす(^^)。
買い物公園の3.4仲8丁目
買い物公園を歩いて旭川しんきんさん裏側に
曲がって向かって歩くとあります。
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