愛を持って叱ろう
人を育てる時
褒めてばっかりもだめ
叱ってばかりもだめ
バランスが必要なんだと思う。
いわゆる「アメ」と「ムチ」。
アメばかり与えるとデブになるし(笑)
ムチばかりだと、ガリガリになるし
標準体型を保つためには、偏りすぎないことがコツなのかな。
先日、お店に、ある営業に訪れた女の子に一喝しました。
私、年に1~2回くらいしか怒らないんですけど
久々に、「コノヤロー」スイッチが入りました(笑)。
内容は割愛するとして
う~ん 他社の子にヤっちゃっていいのかな?と一瞬悩んだんですよね。
でも、これが続くとこの子の対応で、会社の契約がどんどん減るなと思って
もし、自分のところの従業員が知らないところで、そんなことをしてしまっていたとしたら
教えて欲しいと思うだろうな・・・と思って、こちらも勇気を持ってヤッタわけです。
いま、こういう立場で、様々な企業の若者を育てていることもあるしなぁ・・と。
自分が営業時代に叱られたことが身になって、ここまで来られていることを考えると
「お客さんに叱られる」ことは、「お客さんに育てられる」ことであり
これは、今でも、これからも続くでしょうし
ステップアップできることだと身をもって理解しているので、他社の子とはいえど
こちらも真剣に、何故それがいけないのか裏付けをもとに叱ったわけです。
最後は「がんばってね」と別れたのですが・・・。
その後、上の方と一緒にお店を訪れてくださいました。
私は、別にそれがよくないことだけわかってくれればOKだったので
わざわざ来なくてもいいよと、
もともと、ミスなんて誰にでもあるんだし、
実際に、私たちだって、お詫びしなければいけない場面も多々あるし
これはもうお互いさまだと思っているのと
私もしつこい性格じゃないので、その場でおしまいにしてしまいたい人間なんですが
それでも、きちんとしたいのでということで、来店してくださいました。
きっと、その女の子
すごい緊張して、私にまた何言われるんだろう~と
ドキドキしたり、いや~な気分になって行きたくないなーって
思っていたと思うんです(笑)。
苦手意識を持って
そのまま、距離をおいてしまう人も多いと思います。
でも、あえてそこに足を向けてきました。
聞けば21歳社会人なりたての女の子。
顧客先への訪問のマナーも教えてもらえないまま、顧客先に足を向けた結果の
今回の出来事。
でも、よく頑張ってきたな~っ えらいな~って思いました。
めんこいので、先日 ポルトガルで買ってきた高級チョコレートをあげました(笑)。
そうしたら、涙を浮かべて
「私なんかにくれるんですか?」と喜んでくれました。
なんか、さらに めんこいな~と思いました(*^^*)。
素直なんですよ。
ただ、教わっていないだけなんです。
「この前、ああやって言われて辛かったかい?」と聞くと
「あの後泣きました」と言っていました。
だろうね(笑)。
私が真剣に叱ると、たいていの女の子は泣きます。
声を荒げたり、ヒステリーに感情的になることはありませんが
だからこそ、すごく怖いそうデス(笑)。
女の子には、かなり甘い私ですが、叱った時に流す涙には
私はまったく動じません。
泣いている時間は、根比べの真剣勝負の時間であり
言葉は悪いですが、駆け引きの時間です。
そのあとは、頭をポンポンと叩いたり、ハグしておしまいです(*^^*)。
どうでもいい人には、どうでもいい対応をするし
叱りもしないんですよね。
真剣に育てたいと思えば思う程、かなり厳しくなります。
あの子をナンバーワン営業に育てたい なんて
そんなことを思った昨夜でした(*^^*)。
0コメント