未来の子どもたちのためにできること
日曜日の夜のテレビで
この事件の特集をやっていました。
事件の内容はこちら↓
祖父母殺害の17歳少年を描いた『誰もボクを見ていない』、全ての大人に読んでほしい
50枚にも渡る服役中の少年の手記でした。
このような事件は、本当に胸が痛みます。
文章からも、とても礼儀正しく
謙虚で真面目な少年だと伺えるもので
それでも、社会と断絶されてしまえば
どんなにひどい母親でも
少年にとっては「神」であり
それに逆らえば生きていけない崖っぷちの人生を歩まざるを得なく
母親の指示で、祖父母を殺害し
お金をとってこなければならなかった話。
2度ほど、警察や児童相談所で
助けてもらえるチャンスがあったにも関わらず
事件性がないから対応できない とか
強制できない といったことから
行政の力が及ばず、後に殺人事件が起こってしまったわけです。
途中で 助けてあげられる場面はいくつもあったのに
どこか他人事であり、親身になってあげられる人はいなかったように思う。
結局、犯罪は
事が起こってから「あの時に防いでおけばよかった」という事が多くて、時すでに遅し。
特に彼の場合は、
本当に家族思いであり
気持ちの優しい少年のよう。
犯罪を犯した今でも
母親に反省の色はなく
しかも、刑期は少年の方が長く
今なら一番楽しくいられるであろう時代を
刑務所で過ごさなければならない。
いま、人材育成という仕事に携わって
自社、他社共に企業での教育などを担当していますが、
やはり、家庭における「育ち」というのはキモです。
頭は良いんです、とても。
みなさん、熱心に塾など行ってますからね。
でも、人間力が弱く
これは、家族とのコミュニケーション
その中に躾も入って来るのですが、
この事件からもわかるように
親は「神」であることから
その神自身がしっかりしないことには
子供のこころが育ちません。
もっと親はしっかりしよう!
まずは大人の私たちから整えましょうと
そんなコンセプトをもとに
立ち上げた大人塾も2年を迎えます。
いじめ問題に取り組む工業高校の岩岡先生はじめ、様々な取り組みをされている皆さんと
二年間楽しく、まじめに取り組んでこられて、
今後もまた、あらゆる大人の学びの場で
あり続けるよう
来年も、もっともっとレベルを上げていきたいと思います。
それぞれに皆さん、社会でのmissionがあるわけですが、
私はとにかく、家族でも友人でも職場でも
人々が笑って、
「明日も一日元気でがんばろーっと!」と
楽しく交流できる場所を提供していくこと、そして繋ぐことに
力を注ぎたいと思います(^_^)。
来年は、子供達にも喜んでもらえるプロジェクトを考えようと思っています。
大人塾、作ってよかったなと改めて思う年末(^_^)。
大人塾忘年会の日程が決定しました。
12月26日(土曜日)午後6時からです。
未来のこどもたちのために(それだけじゃないのですが)
いろいろ考える会です。
気軽にご参加ください(^_^)ね💕
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